第二種電気工事士技能問題予想|平成29年度の出題から平成30年度の予想はさらに難しくなったのか
第二種電気工事士技能問題予想|平成29年度の出題から平成30年度の予想はさらに難しくなったのか
平成29年度は第二種の技能試験に大きな変化をもたらした年であった。
特に、だれもが気になっていたのが出題の問題予想でした。しかしながら平成28年度の下期からなにやら試験センターの出題方法に変化があったため予想することに意味があるのだろうかといぶかれたのである。
そのためECQも下記のような記事を書いてみた。
第二種電気工事士技能試験|上期の出題傾向から下期を読み解く(でも予想は難しい!)
平成30年度からさらに試験センターの技能試験に対する取り組みは一新された。
例えば
平成30年度からは上期と下期の両方を受験できることになり、上期で落ちてもすぐに下期の申し込みをすれば下期の技能試験を受けられることになったこと。
また、下期は今までは全国の10か所で実施されていた技能試験が平成30年度からは各都道府県で受験できることになったこと。
さらに、公表問題は平成29年度の問題と同じであること。
平成30年度の予想は上記変更によりさらに難しくなったのであろうか
平成29年度の出題をおさらいして平成30年度の出題予想はできるのか
まずは平成29年度と平成30年度の公表問題が同じであるので、昨年の出題番号をおさらいしてみよう。
平成29年度上期の出題番号は
1.2.3.4.8.11.13
平成29年度下期の出題番号は
3.4.7.10.12.13
ということで平成29年度全体では
1.2.3.4.7.8.10.11.12.13の合計10問でした。
青色は上期下期で重複した問題です。
因みに先の記事(第二種電気工事士技能試験|上期の出題傾向から下期を読み解く(でも予想は難しい!)の中で上期が終わった時点で予想した内容は
「いずれの場合でも、上期に出た番号は出ないと言い切れない。上期に出ていない番号は、5,6,7,9,10の5問である。この5問のうち何問くらいが下期に登場し、上期の問題が下期にかぶってくるのか分からない。」
というものでした。
結局下期でも出なかった番号は
5.6.9の3問ということでした。
公表問題13問のうち上期は7問が出題されるとしたなら、平成30年度の上期に上記5.6.9以外に4問が出題されることになる。5.6.9が出るとしても自分の地区で出るのは1問なので的中率は14%となる。
平成30年度の技能試験予想はやはり受験者にとっては貧弱であてにできない
もしあなたが今年、技能試験を受験される方なら、山を張っても14%しかない予想ではあまりにも貧弱であてにできないのではないでしょうか。
予想的中率90%であるなら話は別ですが、14%にかけることはかえって落ちてしまうことになりかねません。合格率を上げるのはすべての問題を時間内に欠陥なく仕上げる自分ということになってくるでしょう。
もし、昨年、試験に落ちてしまった方なら練習を繰り返し行うことの大切さや、技能講習を受けることを考えておられるかもしれません。
第二種電気工事士技能|予想番号を練習するより苦手な問題を練習するのはどうだろう?
さぁ今年こそは電気工事士技能試験を取得できるよう今から対策を立てておきましょう。
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