第二種電気工事士技能試験2022年度下期の県別出題は2023年度の予想出題に影響するのか?

第二種電気工事士技能試験2022年度下期の県別出題は2023年度の予想出題に影響するのか?

2022年度第二種電気工事士技能試験も12月24,25日で終了しました。下期の出題番号を県別にまとめてみました。果たして第二種電気工事士技能試験2022年度下期の県別出題は2023年度の予想出題に影響するのか?

ここから見えてきたのは2023年度の予想出題番号がしにくくなったということでしょうか。ECQ講習に参加される方が試験が近づくと「何番が出るんでしょうか?」と言う質問を受けます。

2,3年分の出題傾向からその県では出ていなかった番号が出る可能性は高いと思いがちで、今回例えば愛知県で考えてみましたが予想通りにはいくことはありませんでした。

愛知県は上期に出た番号が続けて出題されました。なので実際何番が出るかとお尋ねされても結局は違う番号が出る可能性があるため予想は言わないことにしております。

同じ番号が続けて出ると言うことも事実なので、2023年度上期もまずは同じ番号を練習しておくことはお勧めです。多くの合格者は13問すべてを練習して問題を把握しているようです。

13問を練習すればするほど、実際に出題された時に材料確認の時点でどの問題かを当てることが出来ます。材料確認の時に練習した番号を把握して作成手順などイメージできます。

電気工事士技能講習格安少人数制

3路、4路の問題も多くの県で出題されている

下期も3路、4路系の問題が多く出題されていました。

6番はつの県で(不明の山口県は6番と連絡あり)更新2023/2/6

7番も7つの県で

出題されており、3路4路系は合わせて14の県で出題されています。7番が上期と同様の県は広島県でした。続けて出題されたことにより7番は出ないと思ってしまった方がいたかもしれません。6番が上期に続いて出たのが滋賀県です。

この3路4路の問題は必ずできるようにしておくことが必要かもしれません。

その他に多かった番号がパイロットランプ同時点滅の10番です

10番の同時点滅の問題に至っては9の県で出題されました。上期では5つの県でしたので大幅に出題率が上がりました。パイロットランプ同時点滅の問題はしっかり複線図と共に接続が出来るようになっていないとかなり不合格が出てしまう問題です。

ECQの講習会でも複線図の時点で同時点滅の問題で躓いてしまうことが多くあります。なので、講習会では同時点滅の問題を把握できるようにしております。講習会では3回目でこの問題をすることが多いので2回しか参加されない場合は少し心配の種となっています。

パイロットランプ同時点滅の問題で落ちた!|それならVSOPで制覇だ

2023年度も10番の同時点滅の問題が多く出るような気がします。

パイロットランプ同時点滅の渡り線

今回はすべての県の集計ではなかったので何とも言えませんが、1番や2番を含め他の番号も少なめでした。どちらかと言うと他の番号は2県に割り振りされたような気もします。また愛知県では上期に出た9番が下期にも連続で出題されたことになります。

連続で出題されることもあるので予想を立てるのははっきり言って難しいのかもしれません。安全圏は繰り返すようですが13問すべてを練習しておくことです。




 

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