第二種電気工事士技能試験|複線図
技能試験の問題用紙は単線図で出されます。
毎年試験センターによって公表されるのは1月の半ばで13問が2種の問題としてPDFの形で発表されます。単線図をもとに支給されている材料で電線と器具を結線していくために分かり易く書くのが複線図です。
技能試験では複線図を書くことは採点には含まれておりません。従って複線図を書かずに技能の作業に入ることもできます。
しかしながら、初めて電気工事士の技能試験を受ける方にとっては最終部分での結線作業で間違いをしないために複線図を書いておくことは大変助けになります。
第二種電気工事士試験を受けられる方の大半は複線図を書いて作業に入ります。実際のところ複線図が間違っていたら接続の際に誤配線となり、不合格となってしまいます。
13問の複線図を暗記したらいいのでは?・・・。複線図で間違いをする人はこんな風に思ってしまうかもしれません。
でも暗記はやめましょう。やはり、電気の流れを理解したうえで複線図を書けば確認が取れやすいのです。
下のところから複線図の完成形をダウンロードできますが、はっきりと理解していないと、なぜこのように接続されているのか疑問に思ったり、別の参考書では違う書き方をしていたりとなると、かえって不安になってしまいます。
その意味では、ダウンロードした複線図は確認するためにも役立つものと思います。
2024年度対応DVDです。
複線図で気付かれた点がありましたらご一報ください。
PDFを見るためにはAdobe-Readerが必要です
2024年度複線図
2024年度の公表問題には新たな問題として接地極付きコンセントの問題としてNO3とNO13が公表されました。
複線図的回路は同じですが接地極付きコンセントの付け方を間違わないように施工する必要があります。
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★ECQ講習会での複線図の取り組み★
講習会参加者には初日において、まず複線図の確認を行います。事前に予習しておられる方もそうでない方も、実技ですぐに役立つため3色(4色)ボールペン使用で書きます。実技で使用される電線は白・黒・赤線が出てきます。アース線は緑色とします。講習会で実際に説明している通りの書き方DVDをぜひご覧ください。
講習会参加者の中には複線図で悩んでいた方も13問を書くことにより始めは書けなかったものの終りのほうでは書き方のコツをつかみます。
複線図が書けるようになるための参考書もいくつか出版されていますので、しっかりと理解したいなら虎の巻 第2種電気工事士複線図の書き方などの参考書も有用となるでしょう。
参考記事: