第二種電気工事士技能|ホーザンP956で2ミリ3心を傷つけずに剥ぎ取る方法(P958でも応用)

第二種電気工事士技能|ホーザンP956で2ミリ3心を傷つけずに剥ぎ取る方法(P958でも応用)

第二種電気工事士の技能試験を受ける方の多くは剥ぎ取り工具にホーザンP958を使用されています。

P958の特徴は外装剥ぎ取りが1.6、2.0の2心と3心が外装及び被覆を一気に剥ぎ取ることができる優れものです。

もはや、電気工事士試験の主流の剥ぎ取り工具となっています。

ところが、先日ECQの講習会に来られた方の中には、P956を在庫処分で購入させられた方、会社の工具で電気工事士試験用に持ち回りをしているせいかP956が工具としてお持ちの方がいます。

今年もP956にお目にかかりました。

ホーザンP956には2ミリ3心の外装を剥ぎ取る部分がないが、被覆や心線を傷つけずに剥ぎ取る方法を紹介したいと思います。

P958を使用されている方なら簡単に剥ぎ取れるのですが、それでもどういうわけか被覆を傷つけてしまったり、剥ぎ取りがスムーズにいかない方もいます。P958の方も試してみてください。

外装剥ぎ取り部分の1.6の3心のところを使用します

2ミリ3心を剥ぎ取るのに1.6の3心部分を使います

ここで大丈夫なの?

明らかに1.6と2.0では大きさが違うように思えるが・・・・

ここで1.6用の3心部分に2ミリ3心を挟みます。

次が肝心です

最後まで握りこみます。しかし絶対にこねてはいけません。

P956で抜こうとしてはいけません

握りこんだ後はP956を広げてケーブルから外してしまいます。

次にケーブルの細くなっている部分を折り曲げ被覆が見えるようにします。

反対側も曲げると外装が少し抜けた感じになります。

あとは手で引っ張って抜き取ります。

これで完了です。P956を使っている人はナイフを使わずこの方法で試してください。

被覆には傷が付きません。P958で剥いだのと同じ感じで違和感がありません。

動画でも確認してみてください。




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