第二種電気工事士|ホーザンが圧着工具を改良して作業性アップ
第二種電気工事士|ホーザンが圧着工具を改良して作業性アップ
以前の記事「リングスリーブ用圧着工具を選ぶポイントとは」で紹介しましたホーザンのリングスリーブ圧着工具P737が改良されました。
2017年時点で販売されていた圧着工具P737は最後の握りでの部分で力が入らず改良されたらどうかなと記事で紹介していました。
この写真をご覧ください
ちょっと見にくいかもしれないが、力が入る鉄心が入っているのが赤い部分です。
他メーカーの圧着工具(小型)の鉄心は一番下の部分まで入っているため最後の握りができやすく圧着もスムーズにいっていた。
しかしながら、ホーザンのほうは最後の握りこみに力を入れる部分に鉄心がないため苦労していました。
新しいホーザン圧着工具P737
新しく改良されたホーザン 圧着工具はどのように改良されたのでしょうか
画像にあるように新しいホーザンP737は握り部分の鉄心が最後まで入ったことにより最後の握りに力が入れやすくなりました。ホーザンさんが改良を加えてくださったので作業性もアップしています。
昨年の講習会参加の方でホーザンセットを持参された方はすべて新しいタイプの圧着工具でした。
圧着工具は実際に使ってみてやはり使い勝手が分かるものです。
当然、圧着が「大」までできるなら後々の電気工事では必須かもしれませんが、第二種電気工事士技能試験では「中」までしかでないため試験対策としてはコンパクトな圧着工具で十分でしょう。
小型の圧着工具がいろいろ出されていますが、このように改良がされることにより圧着がだんだんと楽になってきました。
せっかくなのでさらに小型の圧着工具を紹介
ツノダ(TSUNODA) 圧着工具 リングスリーブ用[電気工事技能試験必携工具] TP-RS JIS コンパクト
これもECQ講習会で持参された方のツノダの圧着工具でした。今までのサイズで一番小さいものでした。手を大きく開くのが大変な方でもこれなら大丈夫という感じでしょうか。
単品で工具を揃えるならやはり、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。