電気工事|コンセントを横向きに増設してみました
電気工事|コンセントを横向きに増設してみました
コンセントは通常、床から30センチ前後に縦に設置します。今回はテーブルタップのように横向きに使いたいためにあえて横向きに付けてみました。
柱の側から10センチは離して開口部をケガキます。横向きにするため、横95ミリ、縦45ミリの穴をあけたいと思います。
ホルソーは50φであれば2回ほどで済みますが、今回はちょっと小さめでしたがとりあえず開けてみました。
回し引きで開口部を整えます。石膏ボードを電工ナイフで整える時は使用した後はすぐに手入れをしておかないと錆びます。
イメージ的には写真のように設置します。
ストリップゲージに合わせて裏の渡り線を作成します。Wに白線を渡します。
余談ですが、先日ブレーカーが落ちるので見てほしいという依頼があり駆け付けましたが、個人的に増設したコンセントの接続が同じ側に接地側と非接地側が差し込んでありました。ショートしている状態です。ブレーカーが落ちるはずです。電気工事士の資格を取らないと違法になりますね。
危ないのでついでに新たなブレーカーも増設しておきました。
さて、続きです。
壁の裏側に下地がないので今回も「スゴ枠」を使いました。これ、非常に楽ですね。「ラク枠」に変えてもいいですね。
スゴ枠には落下防止のピンのようなものが両サイドに付いているので内部に落としてしまう心配がないので安心です。
取付枠をスゴ枠にねじ止めしたらあとはスゴ枠の落下防止部分を切り取ります。
プレートを付けて完成です。
このあと実際に機器を使うためにコンセントを使用しました。新しいコンセントの場所で使用できたので部屋の中もすっきりしました。