第二種電気工事士技能試験2021｜前代未聞のハプニングとは？

第二種電気工事士技能試験2021｜前代未聞のハプニングとは？
ランプレセプタクルのねじが・・・・！
右ネジは左に回せば簡単に外れるはず｜？
電気工事士技能試験での器具不良はあるのか？

第二種電気工事士技能試験2021｜前代未聞のハプニングとは？

２０２１年度受講者の声

去る2021年7月18日に行われた第二種電気工事士技能試験で起きた前代未聞のハプニングが起きたと受験者からこんなメールをいただきました。

Kです。
豊田キャンパス、10番でした！
たぶん、大丈夫です＼(^-^)／
が、前代未聞？のハプニングがあり、私だけ居残りでした
メールだと長くなるので(^-^;お話したいのですが、日曜日ですが、お電話してもいいですか？

何があったんでしょうか？

電話でお聞きし大まかな内容を把握しましたが私も記憶が確かではないため改めて詳細をメールで送って頂きました。

ランプレセプタクルのねじが・・・・！

頂きましたメールをご覧ください

こんばんわ
夜分に失礼致します。
長文になりそうでしたので、家のパソコンからメールしています。・・・・・
ここからは、当日の試験のハプニングについてになりますが・・・
問題用紙と材料が配布された時点で問題№10だとすぐにわかりました。
複線図はほぼ暗記していたので自信がありましたし、赤の渡り線と中スリーブの圧着さえまちがえなければ大丈夫！
と自分に言い聞かせてスタートしました。
着々とすすめていき、輪づくりも完璧、さぁランプレセプタクルに取り付け…と思ったとき、右側のネジはスムーズにまわってはずれたので、左側のネジがまわらない！まわらないからはずれない！え？なんで？と頭が真っ白に。
それでもどうにかまわそうと焦っていると、なんとネジの頭がボキっと折れました！
一瞬なにがおこったかわからず、今度は頭のなくなったネジだけをはずそうとペンチで頑張りましたが、抜けません。
と、ここで、おかしくない？と気づき、挙手して試験管を呼び「ネジがはずれません、初期不良です」と訴えました。
試験管は、最初「そんなはずはない」などと言いましたが「右側のネジはスムーズにはずれたのに、左側のネジはまわすことすらできませんでした。これは完全なる初期不良です！最初の材料確認の際、ネジがまわるかどうかまでは確認ができないので、いますぐ交換してください！」と強い口調で訴えました。
すると試験管も、あわてて試験本部の人を呼びにいきました。
しばらくして別の部屋で待機していた試験本部の人がきて、事情を説明すると、ランプレセプタクルを何度もみて
「わかりました、交換します。すぐにあなたの時計をとめてください。あなただけ、延長にします」と言われました。
その時点で12時2分。残り8分が残された状態で私だけ作業ストップとなり、新しいランプレセプタクルがくるまで待機となりました。
新しいランプレセプタクルはすぐにきましたが、まわりの人が12時10分に終了し、全員が教室を出てから
再スタートにしようということになり、私は全員が退出してから12時30分から38分までで残りを完成させました。
中スリーブの圧着も残っていたので、8分はすごく不安でしたが、待ち時間で結線の見直しや細部まで見ること
ができましたので、なんとか間に合いました。
こんなハプニングもあるんですよ！ってことを知ってもらいたいです。
正直、あの大勢の中で試験管を呼ぶのはすごく勇気がいることでしたが、私があきらめて挙手していなかったら
今回の合格は間違いなくなかったです。
あれだけ練習したんだから、私なら大丈夫！そこまで自信をつけて試験にのぞまれるのが合格の秘訣かなと思いました。
私の体験談は以上です。