合格マルチツールと合格クリップで圧着電線の4本をきれいにまとめる方法

第二種電気工事士技能試験では、中スリーブを圧着しなければいけない問題がいくつかある。

2019年度(令和元年)の上期で出題された問題から言えば、No9、No10、No11の3問です。もちろん施工条件が変われば今まで4本を差込コネクタで出題されていたNo5やNo8も4本の「中」スリーブ圧着となる。

それも可能性として入れると5問は「中」スリーブ圧着となる。

いずれにしても9,10,11番は4本の「中」スリーブ圧着を覚悟しなければなりません。

初めて技能試験を受ける人にとってこの4本を「中」で圧着する際に、てこずるのは何といっても4本をきれいにそろえることです。

実際にやってみると、握力のない人にとって4本を指でしっかりキープして圧着するのは至難の業です。

ほとんどの人は4本をそろえる時に時間を食ってしまうのです。やっとそろっても、いざ圧着しようとすると圧着ペンチに両手がかかった時にそろえたはずの電線が抜け落ちたりスリーブ下が1センチ以上になったりして何度もやり直しがあるのです。

このやっかいな4本接続の電線をそろえるのに「合格マルチツールと合格クリップで圧着電線の4本をきれいにまとめる」動画を紹介します。




 

4本の電線をスリーブの中に入れた時にはたいてい不揃いです。写真は分かりやすいように横からの視点になっています。上から差し込む時にはさらに見にくい場合があります。

そこで登場するのが合格マルチツールです。

こんな風に上から押さえて使います。通常は金属管の止めネジを切り落とすのに使う部分となっているところです。とにかく被覆とスリーブが接するまで押し下げるか、電線をスリーブまで上げてくっつくようにします。

4本ともスリーブにくっついたら電線を手で握ったままマルチツールを引き抜きます。

マルチツールを引き抜いたらこんな風になります。

ここで、合格クリップを使います。

これだけでは被覆がスリーブに噛んでしまうため欠陥になる可能性があります。それで合格クリップで電線をキープした状態でスリーブを2,3ミリずらします。

この状態で圧着ペンチを使えば合格クリップで電線がキープされているのでずれてしまうことはありません。

2つの工具を使っているのでかえって作業が複雑になっているように思えるかもしれません。ところが4本圧着でかなり時間を使ってしまっている人にはこの方法を試して帰って時短につながったという方もいます。4本圧着で時間短縮をはかれれば9,10,11の他の作業は割合と時間がかからないので最終的な作成時間はうんと短くなることと思います。

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指の握力に自信がある方は合格クリップだけで4本そろえる方法を試してみてください

超簡単!合格クリップで4本電線をきれいにまとめる方法