複線図は筆記試験にも技能試験にも役立つ

複線図は筆記試験にも技能試験にも役立つ

 

技能試験では複線図を書くことは求められていなく、書かなかったことにより不合格になることはない。

「複線図なんてどうして必要なの!?」と言う方もおいでですが・・・

さて、それはさておき

複線図を書けるようにすることは筆記試験において役立つ

筆記試験には配線図問題が20問用意されている。

配線図問題の中には、接続部分(ジョイントボックス)内で接続作業を行う際、リングスリーブの種類と数量、および圧着マークの選定の問題がある。

また、ジョイント部分で差込形コネクタを使用する場合のコネクタの種類と数量を選ぶ問題がある。

最近はこの種の問題の数が以前より増えています。

ここで、複線図が重要となってきます。

例をあげてみよう

配線図問題

これは平成28年度上期の配線図問題です。問題の43はこうです。

⑬で示すVVF用ジョイントボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合、使用する差込形コネクタの種類と最小個数の組み合わせで適切なものは。ただし、使用する電線はすべてVVF1.6とする。

普段から電気工事に携わっている人は別として、電気工事士の試験を受験される方のほとんどは一見、見ただけでは適切な答えを出せない。

そこで複線図を書いてみる必要が出てくる。複線図を書いてみるとこうなる

 

ジョイント部分の接続箇所は4か所あります。

5本の電線が接続されているのが1か所。差込コネクタの穴が5つ空いているものが1つ

4本の電線が接続されているのが1か所。差込コネクタの穴が4つ空いているものが1つ

2本の電線が接続されているのが2か所。差込コネクタの穴が2つ空いているものが2つ

以上が必要となります。

一つの例を取って考えてみたが複線図が書ければ必然と答えがわかります。

筆記試験で点数を稼ぐためにも配線図問題で複線図を書けるようにしておきましょう。


配線図問題で複線図を書く問題は捨ててはいけない

どうせ捨てても3問か4問だから他の問題で点数を稼げばいいか!・・・・・

確かに、ほかの問題で60点以上出せば筆記は合格となることには間違いまない。

ところが

複線図を書く問題を避けると技能試験に大きく影響してくる。なぜか?

技能試験では実際に単線図をみるとジョイント部分が2か所設けられている問題が多いのです。

技能試験では、接続箇所のリングスリーブの種類と数、圧着マーク、差込形コネクタを使用する点では

100%間違いはできないということです。妥協できないのです。

一つでも間違えば不合格となってしまいます。

複線図の書き方で悩んでいるなら虎の巻 第2種電気工事士複線図の書き方とか電気工事士のための複線図ドリル – 第二種電気工事士技能試験対応 (MyISBN – デザインエッグ社)と言った参考本も役に立ちます。

技能試験対策のためにも複線図を書こう!

今回は、やはり複線図を書かないと施工が心配と言われる方に焦点を当ててみましょう!

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