合格配線チェッカーでパイロットランプの問題が使えるようにしてみた
合格配線チェッカーでパイロットランプの問題が使えるようにしてみた
第二種電気工事士の技能試験用にホーザンから出されているホーザン 合格配線チェッカー
確かに、配線がきちんとなされているかを検査するためのツールとしてなかなか興味深いものです。
このチェッカーにはLEDを利用することによって極性を間違った時には点灯しない作りになっている。
しかしながら、説明書には
本製品では「パイロットランプ」「200V回路」「アース回路」の配線確認はできません。
と記載されている
第二種電気工事士技能問題で特に苦労するのは「パイロットランプ同時点滅」や「パイロットランプ常時点灯」などパイロットランプが絡んでくる問題です。
ECQ講習会でもこの同時点滅の問題は多くの人にとって結線間違いの多いものです。
合格配線チェッカー でパイロットランプの問題も動作確認ができるなら大変助かるものです。
パイロットランプを改造して合格配線チェッカーが使えるようにする
そこで、パイロットランプの中をLEDに入れ替えることにします。
正規のパイロットランプの中は豆球と抵抗が接続された構造になっています。
この抵抗を測ってみると、55.9kΩもあります。
これほどの抵抗があれば配線チェッカーの電池電源3Vでは球が点灯しないと言えます。
そこで、この抵抗付きの豆球を取り外してLED球に変更して3Vでも点灯するようにします。
この変更したパイロットランプ(LED)を使って同時点滅の問題の動作確認をしてみました。
見事、スイッチを入れるとパイロットランプ(LED)と引掛けシーリング、レセプタクルと同時点滅しました。これではいせんが正確にできていることは確認できました。
パイロットランプの改造と配線チエッカーの動作確認を動画でご覧ください