筆記対策ー配線図問題で使用されている図面で気が付いたこと
配線図問題で使用されている図面で気が付いたこと
平成29年度の電気工事士の上期申し込みも終わり、これから筆記試験に向けて準備をしておられることでしょう。
今回は、筆記試験に出てくる配線図問題に注目
配線図問題は筆記試験の50問中20問が出される。先の記事にも書いたように複線図を書けないと解けない問題がいくつかある。
そこで昨年の配線図問題で気がついたことがある。
それは・・・
配線図は同じ傾向のものが繰り返し使用されている
配線図は毎回の試験において今まで出された配線図を周期的に使用されている感がある。
出題されている図面としては
木造一般住宅
コンビニタイプ
マンションタイプ
工場や管理施設
などが一般的に出題されています。
では平成28年度の上期と下期に使用された配線図を紹介します。
平成28年度上期の配線図です。
次に平成20年度の出題配線図はこれです。
二つの配線図を見比べると何が分るでしょうか?
そうです。図面は同じものが使用されています。図面は同じでも問われている問題を変更しています。
さらに気が付いたことは、平成28年度下期の配線図は平成19年度の配線図と同じものが使用されていました。
平成29年度の配線図も過去の配線図が使用される可能性がある
平成29年度の上期に出題される配線図も過去の配線図が使用されることが考えられます。
もし、この傾向でいくと予想される配線図は平成18年度の図面か平成21年度の図面が考えられる。
試験センター過去問がサイトをで閲覧できるが平成21年まででそれ以前は閲覧ができない。
平成28年度の上期、下期の図面が平成20年度と平成19年度が使用されたことを考えると平成18年度の図面が使用される可能性を挙げてみました。
平成21年度の図面は試験センターから閲覧できるので省略しますが平成18年度は閲覧できないので参考資料としてここに載せておきます。
これが平成18年度のものです。コンビニタイプのようです。もちろんコンビニタイプの配線図は何度か出ていますので図面として比較検討してみるのもいいでしょう。