防雨型コンセントWPを露出配線にて出窓下に設置してみました

防雨型コンセントWPを露出配線にて出窓下に施工工事してみました

今回は、防雨型コンセントWPを出窓下部分に施工してみました。

使用したのはパナソニック WK2103 [フル防水コンセント 露出・埋込両用]

このコンセントの施工として露出と埋込の両方が施工としてできるものです。

コンセントとしては3個口が使えるものですが、接地極はついていません。

屋外で電気を使用するために設置してみました。使用としてはセンサーライト用に1口、給湯器の電源を取るのに1口です。

設置場所は台所出窓の下です。出窓の下は雨が当たらない場所となっていますが、通常の露出型コンセントは屋内用ですので、防雨型WPタイプのコンセントにしました。




出窓の下の部分の側面の木材に露出配線で取り付け工事をします。

VA線は屋内の出窓から穴をあけて通しておきます。ここにどのように取り付けるかイメージをしておきます。

コンセントのカバーの上下2か所のネジを外して、絶縁取付枠をコンセント本体から分離します。

そのあと絶縁取付枠をまず木材に木ネジで取付けます

 

 

 

 

 

 

 

 

埋込方法なら、取付枠の中心あたりから電線が出てきているのを配線するのですが、今回は電線は露出にするので少しばかりの加工が必要です。

ここで露出配線方法の取説によると、防水版ノックアウト部をカッターなどでカットして電線を通しやすくします。

カッターではなくペンチで切り取りました。

電線が木材との間で圧力が、かかるとカバーが閉まりにくいのでこの作業が必要です。それで本体のリブの部分もペンチで切り取ります。

防水のゴムパッキンを取付て取付枠にネジ締めし、最後にVA線を整えて完成です。

ここなら大降りの雨でも水滴がコンセント部分に入ることはありません。もちろん防雨型コンセントなので、雨が当たる所でも問題はありません。

新築などの場合は、当然屋内からの電線を外に出して、埋込式配線で防雨型コンセントを取り付けますし、アース線を取り付けられる接地極付きコンセントを使用します。

屋外での電源が欲しい時などに、防雨型コンセントを設置できればいろいろな用途が広がり大変便利です。

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防雨型コンセントの取付の動画もご覧ください






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