第二種電気工事士学科試験でのパイロットランプ異時点滅の問題を実際の回路で確認
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目次
第二種電気工事士学科試験(2022年度下期午後)でのパイロットランプ異時点滅の問題を実際の回路で確認
2022年度の下期学科試験午後の問題21で出題されたものを実際の回路で確認していきたいと思います。
まず問題の一番下に記載されている文言は「パイロットランプ○は異時点滅とする」と言うものです。
出題される年度においては「同時点滅」とする場合があるのでそれぞれ確認していきたいと思います。
2022年下期午後21のイの問題図
この問題はスイッチを入れるとどうなるのでしょうか?複線図はこんな感じになります
実際に回路を作成するとこうなります
実際にスイッチを入れてみるとパイロットランプはつくもののレセプタクルの蛍光灯は点灯しません
2022年下期午後21のロの問題図
この単線図を複線図にするとこうなります
これをさらに実際の回路にすると
異時点滅にするにはPLとSWに並列に渡り線を渡します
2022年下期午後21のハの問題図
これを複線図にすると
パイロットランプの左右にダイレクトに電源が入っているのでPLは点きっぱなし、つまり常時点灯の回路になります。実際の回路はこうなります
スイッチを切っても入れてもスイッチに関係なくパイロットランプが点いているのが常時点灯回路です
2022年下期午後21のニの問題図
この単線図を複線図にすると
実際の回路はこのようになります
上記の回路を実際の回路を作成し、点灯試験をしてみました。上記の写真は裏側配線になっていますが、下記の動画ではさらに100Vの電源をつなぎスイッチを入れた時の状態を表側と蛍光灯の点灯の有無を知ることができます。
第二種電気工事士学科試験のもの台を理解する助けになればと思います。
2022年度は異時点滅を選ぶものでしたがさらに過去の同じ問題では同時点滅を選ぶものが多いように思います。
異時点滅にも慣れておきましょう
学科試験に役立つ次のような動画も紹介しています。
参考になれば幸いです