第二種電気工事士技能|ランプレセプタクルの欠けはアウト?セーフ?
第二種電気工事士技能|ランプレセプタクルの欠けはアウト?セーフ?
技能試験中にランプレセプタクルの端子ネジをしっかり締めた時に端子のそばのプラスチックが破損してしまったという報告がよくあります。
これってアウト?それともセーフ?
以前は器具の破損は軽欠陥とされていた。と言うことは軽欠陥は欠陥とみなされるのでアウト?
試験センターの欠陥判断基準をよく読むと・・・。
今年の上期にも実際にこの破損をしてしまった人がいました。試験を受けた後の報告を紹介すると
冷っとしたことですが、ランプレセプタクルの台座の欠けをしてしまいました。
→もうだめかと思いました。帰って、注意すべきポイントを見て安心しましたが、これと同じ現象でした。→読んでいなかった練習で使用するランプレセプタクルは、何度か使用していて普通の強さでは欠けないが新品は、もろい物も中にはあると感じました。
長野県伊那市の男性
ランプレセプタクルのネジを締めるのにチカラがはいり、なんと台座が少し欠けてしまいました。
たしか、台座の欠けは欠陥ではなかったはず。
そう信じて、作業をこなし、点検も終わらせました。岐阜県瑞穂市:K様
このレセプタクルの欠けは本年度だけでなく昨年度もかなり報告されました。
ECQもこの明工社 レセップを使用しています。毎年6つほど新品にしますがその内4つは写真のようにネジ部分のプラスチックが破損します。
長野県の男性の場合は試験センターの判断基準をよく読んでいなかったとのこと、一方、岐阜県瑞穂市の男性は、欠陥でなかったはずと判断基準を読んでおられたようです。
試験センターの欠陥判断基準をよく読むと、このレセプタクルの欠けについて次のように記載されています。
ここではっきり記載されたこととして台座の欠けはセーフということです。
こうした情報を予め知っておくのと知らないのとでは本番でのメンタルにかなり影響します。ランプレセプタクルのネジを締めた途端にパキッと言ったら誰でもしまった!と思うのでは?
同時にVVFケーブルをレセプタクルの下から通す時にも、写真にあるように台座が欠けてしまうことがあります。
レセプタクルの下部から出すケーブル部分は元々ペンチなどで割って使用できるようプラスチック部分が薄く作製されていますので割れて当然なのかもしれません。
以前の合格判断基準では明確でなかったので判断する人も困ったことでしょう。明確になることにより技能試験に臨む方も合格を判断するほうも迷うことがなくなり助かっております。
下期に受験される皆さん、ぜひこの点を覚えておきましょう!
すでに知っていると言う方は安心ですね。
それにしても欠陥となる端子ネジをねじ切ってしまうというようなことがあるんでしょうかねー?!
あるんでしょうねー!