電気工事士の試験に合格したら揃えたい測定器3つ

電気工事士の試験の合格したら揃えたい測定器3つ

第二種電気工事士の技能試験も7月に終わり、あとは試験結果を待つのみとなりました。
今年から欠陥事例がはっきりと明示されたので、合格できるかどうかドキドキの一か月を過ごさなければなりません。合格したならぜひ揃えたい測定器を紹介

電気工事士の試験に合格したらぜひ揃えたい測定器

電気工事士になるかどうかはさておき、せっかく電気工事士としての資格を取得したなら持っておきたい機器をおすすめしたい。

テスター(回路計) 電圧や抵抗、導通などを調べる測定器です。

簡単で安価なものでも電圧を図るくらいなら十分です。電気工事業を始めるわけではなくとも、そう電気工事士でなくても持っている代物です。

ELPA アナログテスター EAT-01NB

このテスターは1000円を切っていて安価なものとなっていますし、アナログ派には十分

●ブザー音で簡単に導通チェック
●家庭に1台あれば、とても便利
●1.5Vと9V電池のチェックができます。
●測定レンジ ・直流電圧 ・交流電圧 ・直流電流 ・抵抗 ・導通試験(約80Ω以下でブザー) ・電池チェック(1.5V/9V) ・低周波出力(-20~50dB)
●付属品:テストリード1組、単三形乾電池1本(テスト用内蔵)、取扱説明書

もう少し値段を出して測定器メーカーのものをと言われる方には

HIOKI(日置電機) 3244-60 デジタルマルチメーター 3700円台

わずか60g・厚さ9.5mmのカードサイズで半透明のカバーもおしゃれ
カードハイテスタ 3244-60

●コンセントの奥まで届くプローブ先端長15mm、金メッキを採用
●手軽なサイズで手軽な価格(重さわずか60 g、 厚さ9.5 mmのカードサイズ)
●フルオートレンジでオートパワーセーブ機能付き
●Ω/導通レンジはAC 500 Vまで過電圧保護

テスターにもかなり高価なものもありますが電気工事業者でもポケットに入るくらいのものを一つ揃えておいても十分ではないでしょうか。



電気工事業者になるなら、最低揃えておかなければならない測定器

電気工事業法の中に登録するなら「器具の備え付け」と言う項目で上記の回路計(抵抗と交流電圧をそくていできるもの)に加えて絶縁抵抗計接地抵抗計を備えなければならない。

絶縁抵抗計(メガー)

SANWA アナログ絶縁抵抗計 500V/250V/125V PDM5219S 14000円台

測定機器メーカーの三和電気計器製のもの。デジタルではなくアナログ式のものです。

●シンプルで読みやすい目盛を搭載した3レンジ切替式絶縁抵抗計です。

●単発・連続測定が可能な絶縁抵抗測定テストボタンを採用しています。

●シンプルで見やすいスケールを採用

●測定後自動放電する、ディスチャージ機能●CE規格品●JIS C1302準拠

デジタル式のものはホールドと言うボタンを押さないとなかなか数値が定まってくれません。デジタル式は細かい数値を行ったり来たりでなかなか見にくいと言う場合があります。年齢のせいでしょうか。アナログ派の人におすすめ。

若い人でデジタル派の人にはこの絶縁抵抗計

HIOKI(日置電機) IR4051-10 5レンジ デジタル絶縁抵抗計 19000円台

手軽に使える, 本体一体型のハードケースタイプ、絶縁抵抗計 IR4051-10(スイッチ無しリード付属)
●JIS認証の5レンジ絶縁抵抗計
●安定した表示と高速測定、コンパレータ判定結果応答時間0.8秒
●コンクリート上1mからの落下に耐える耐衝撃設計
●暗い現場での作業効率をアップする、高輝度白色LED照明、手元を照らすライト付きのテストリード(IR4051-11に標準付属)
●200mAによる導通チェック機能
●ACの他、太陽光発電や電気自動車等に役立つ、DC電圧測定機能

やはり、測定機器メーカーの日置製の絶縁抵抗計です。値段的にも日置では安いほうではないでしょうか。



接地抵抗計

接地抵抗計にもアナログ式とデジタル式がある。慣れてしまえばどちらでもよいのだが今までどこかで使用したものがあるなら個人的に使用しやすいほうを選んでみてください。

三和電気計器 接地抵抗計 アナログ式 PDR-302 28000円台

アナログ式でメモリもシンプルなものです。

A~D種の接地抵抗測定が可能なアナログメータ直読型
■定電流測定方式
■指示回路は位相検波方式を採用し、精度の高い測定が可能
■測定毎の自己校正が不要
■大地への漏洩電流による指示誤差を防ぐ為、地電圧測定が出来る専用レンジ付
■補助接地電極抵抗の過大警告ランプ付
■2極法測定時の接続方法、ケーブル類の使い勝手を改善

アナログ式でも精度の高い測定ができるのでこの機器でも十分と言えます。

デジタル式の接地抵抗器

HIOKI(日置電機) FT6031-03 接地抵抗計 34000円台

現場に強い、防塵・防水性能と堅牢性、汚れても洗える国際保護等級: IP67

● 粉塵が中に入らない/浸水しない国際保護等級:IP67
● 1台でA種からD種接地抵抗測定までカバー
● 0〜2000Ωのワイドな測定範囲
● 作業時間を大幅短縮!改良された接地棒とコード巻取器を付属

デジタル式は数値が数字で識別できるので一目瞭然と見やすくなります。

まとめ

電気工事業者でないならテスターだけでも持っていて損はしないはずです。電気工事業者になるなら今から工事の経験を積むのと同時に、測定する経験も積んでおくと助けになるはず。

自宅の電気配線の絶縁状態を絶縁抵抗器で測っておけば絶縁状態が悪い場所がないかを確かめられます。

最後に、ポケットのい入る検電器を紹介。ECQも使っています。活線作業時に電気が来ているかを確認する時には必須

HIOKI(日置電機) 検電器 3481 2700円台

検電器の基本機能を追求。コンパクトなサイズで安全に検電
LEDライト付き検電器 3481
●感度調整機能付き(40〜80V)、最適な感度で検電
●検電時、赤色発光とブザー音(ライト点灯)
●3481は手元を照らせる白色LEDライト付き
●電池消耗を表示、先端が緑色に点灯していれば電池電圧OK
●ストラップ穴に携帯ストラップを付けて落下防止







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