電線の傷

電線は切り取る、剥ぎ取るの作業をするゆえに慣れないと電線に致命的な傷をつけてしまう

欠陥となる例を大まかに紹介。

電線を折り曲げると心線が露出するもの

曲げると心線が折れるほどの傷

外装の傷 絶縁状態が悪くなる

縦割れが2センチ以上は欠陥

試験センターが公表した不合格の理由はこうです

「電線に傷を付けない」
心線に傷をつけると,接続のとき,その部分から折れてしまう場 合があります。
また,心線には傷がなくても,絶縁被覆に傷があり,心線が露出 しているとき,ほこりなどが原因で発火する危険もあります。
さらに,シースは絶縁電線を保護するために設けられているため,シースが割れてしまっては,保護の役割を満たしていません。
従って,接続場所及びそれ以外のところであっても不合 格であると言えます。
ただし,表面に傷がついている程度のものについては欠陥と致しません